2025年5月30日(更新:2025年6月10日)
「RSA Castle Farm」建設工事着工のお知らせ
平素より格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
弊社・緑産株式会社の新事業計画についてお知らせいたします。
弊社では、かねてよりタイ王国にて酪農牧場事業の計画を進めておりました。
この牧場およびプロジェクト名を「RSA Castle Farm」と題し、
去る5月8日に、現地にて地鎮祭を執り行い正式に牧場建設工事に着手致しましたので、正式に発表申し上げます。
当「RSA Castle Farm」は日本の酪農経営者をはじめ多くの関係者の皆様からアドバイスをいただきながら
弊社が出資する現地法人Ryokusan Asia Co., Ltd. (タイ王国バンコク市)が業務主体となり、運営する計画です。
本牧場は日本の主要な飼養技術で運営される同国初の施設であることなどから、当地域の関係者からの期待が寄せられています。
完工後はタイ国の関係者をはじめ多くの方々に公開し同国の酪農畜産業の発展に寄与することも志向しております。
建設計画の概要
牧場名 | RSA Castle Farm |
---|---|
事業主体 | Ryokusan Asia Co., Ltd. (本社)タイ王国 バンコク市 (代表)Karn Srimongkol / Teppei Kosuge |
建設地 | タイ国ロップブリー県(Lopburi)Pattananikom地内 |
計画飼養頭数 | 搾乳牛360頭(総頭数500頭を計画) |
施設用地 | 約10ha |
飼料畑 | 約200 haを予定 |
建物 | 搾乳牛舎、育成牛舎、病畜棟、飼料庫、機械棟、堆肥棟、社員宿舎、事務所棟など12棟 |
施設・設備 | 12頭ダブル搾乳設備、バルククーラー、家畜スラリー利用施設一式等 |
総投資額 | 第1期、2期工事約3億5千万バーツ(約15憶円) |
建設スケジュール |
|
Castle Farm が目指す牧場経営
- 自給飼料をベースとした高度の給与技術による高品位の生乳生産
- 資源循環と経営環境の保全を重視した持続可能で収益性の高い経営
- 当地に役立つ各種日本の経営技術を導入し、地域の酪農経営の向上に資すること
特徴
本牧場では、畜舎環境の保全と資源循環の視点を重視し、収益性と持続可能性の両立を図る施設の全体設計と付帯する設備・機材を採用しております。
使用する機材・設備には、日本の緑産㈱の資源循環関連施設・機材とともに国内外の最新技術を取り入れており、
酪農分野に限らず多分野の専門家からの経営及び技術的支援を得ながら、計画を進めております。
また、本牧場は、暑熱対策をはじめとするさまざまな課題を抱える現地の酪農経営において、それらの克服に取り組む“チャレンジ牧場”として、実証モデルの役割も担っています。
地鎮祭の様子
タイの風習であるヒンドゥー教に則った儀式が執り行われました。